ベアトリッツ

■栗東・音無秀孝厩舎
■1着.2着.3着.4着以下：（1．1．0．5）

６月８日（土）阪神・芝１６００ｍ（牝）に藤田伸二騎手で出走。馬体重は４キロ減の４１６キロ。少しピリピリした雰囲気も、イレ込みはなくパドックに登場。周回２周目あたりから時折小脚を使い始めるも、この馬にしては辛抱出来ており比較的落ち着いた様子で周回。馬体も細すぎる感じはなく状態をキープ。騎手が跨がると更に気合いを見せ、二人引きで馬場へ。芝コースに入ると外ラチ沿いをなだめつつ、軽いキャンターで返し馬を行った。レースでは、揃ったスタートを切って無理なく先団６～７番手の位置。３コーナーでジワッと外を上がっていき行きっぷり良く外の５番手で直線へ。前を捉えられそうな脚色で外目を追い出されたが、最後はやや伸びを欠いて４着。藤田騎手は「３コーナーで外を動く形になった分、終いで弾けきれませんでした。うまく脚をためられればもっとやれそうだね」とのコメント。音無調教師は「良い形の競馬が出来ていましたし、最後でスッと伸びられれば良かったですが、今回のレースも結構相手は揃っていましたし、良く頑張っていたと思います。次走ですが、権利をいかせる中京１週目に牝馬限定の芝１６００ｍがあるので、そのレースを目標にします。今回体重も少し減っていましたし、もう一戦させたら結果にかかわらず夏休みをあげたいと思います」とのこと。１２日、音無調教師からは「レース後、多少は飼喰いが落ちている感じですが想定の範囲内ですし、特に問題はありません。６月３０日（日）中京・芝１６００ｍ（牝）を目標にし、使った後は一息入れさせるつもりです」との連絡が入っている。（６月１２日更新）