umerintaroの日記

愛馬のレポート 記録

残念。

後肢のケアを行いながら、舎飼で経過を観察していましたが、歩様はよくなるどころか、むしろ悪化の傾向にありました。これまでに多くの症例をみてきた牧場獣医師によれば、本馬のここまでの状況は、頸椎の異常による脊髄神経の圧迫に起因する腰萎(ようい)であることは間違いないなく、しかもその症状がかなり進行しているという見解が示されました。腰萎とは俗に「腰フラ」とも呼ばれており、競走馬にとって致命的な症状です。このような状況では今後調教を進めていくことは難しいと言わざるを得ず、競走能力喪失との診断が下されました。会員の皆様にとりましては、突然の知らせに驚かれたことと存じますが、不慮の出来事という事情をお汲み取りいただき、なにとぞご理解賜りますようお願い申しあげます。なお、詳細につきましては、後日あらためて書面にてお知らせいたします。