ヴィオレッタ
- 6/26 手塚厩舎
- ２６日の東京競馬では前目の外を追走して直線へ。最後までジリジリと脚を使っているが、なかなか前との差を詰められず６着。「道中の走りや勝負どころでの手応えだけで言えばもっとやれていいはずなのですが、結果的には外枠が響いてしまいました。もう少しでも上手く捌いて内に入って溜めを作ることができれば理想的ではあったものの、ずっと外を回らされてしまいましたからね。一度使ってちょっと気持ちの面で前向きになり過ぎている感じはありましたが、体だけで言えば確実に動けるようになって良くなっていましたから、道中の位置取り次第でまた違ったはずです。今日はいい走りをお見せできず申し訳ありませんでした」（石川騎手）「勝負どころでの手応えや直線前半で伸びようとしている格好を見せてくれたのでオッと思えたのですが、最後はまわりと同じような勢いになってしまいました。結果的には枠もあって外を通らされて、他と比べると距離ロスがあったのは痛かったです。また、昨日の後半から馬場が回復傾向にあり、馬場の乾きが比較的早い内の馬が意外と残っていたことを考えても、余計にキツくなってしまった印象もあります。一度競馬を経験して動き自体は良くなっていたからしっかりと結果につなげたかったですし、最低でも権利は獲りたかっただけに申し訳ありません。今後についてはパワータイプではないだけに芝の番組を中心に考えていきたいのですが、そうなると番組に限りがあってそれなりに間隔も必要になるでしょう。時間にも限りがあるので悠長には構えていられませんが、かと言って数を使っていってすごくプラスにもなりにくい馬でしょうから、しっかりと先のローテーションまで頭に入れながらどうするか慎重に判断していきます」（手塚師）デビュー戦を経験して上向いていた面はあるので前進を期待したのですが、終始外々を通ったこともあり、最後までジリッぽい脚になってしまいました。悔しい結果にはなったものの、今日は枠順による影響も大きかったでしょうから、次走ではしっかりと巻き返してほしいものです。この後はトレセンで状態を確認してから、次をどうするか決めていきます。
