ジプシー17

2018年4月
　4月中旬は、引き続きオロマップ育成牧場で放牧中。牧場スタッフは「牧場の場所自体が内陸にあって、そもそも気温が低いところに加えて、さらに山からの風が吹き下ろすので、体感温度は数字以上に低いです。それでも冬の間、あまり冬毛は目立つことがなかったし、健康状態は良好で、元気に冬を越せました。この後、夜間放牧は4月中に開始出来ればと思います」とのこと。トモにはしっかりとした厚みがあって、力強いフットワークが目立つ。なお、北米では父の産駒シティオブライトが、明けて4歳初戦となったGI・トリプルベンドSを勝ってGI2連勝。3歳夏デビューの遅咲きタイプだが、さらなる飛躍が期待される。
2018年3月
　3月中旬現在、引き続きオロマップ育成牧場で放牧中。牧場スタッフは「好奇心旺盛な性格で人にも興味津々。愛想が良くて物怖じする事はほとんどなく、気の良い馬です。雪深かった今年の冬も風邪をひかず順調です」とのことで、富田代表は「父は産駒がよく走っていて、昨年は北米リーディングトップテンに入りました。今導入しようとしても、なかなか手に入らないと思います。本当に良いタイミングで導入できました」とのこと。牝馬らしく丸みを帯びて、上背もある馬格。祖父は現役時マイルの世界最速記録を更新、父も3度レコードを記録した舶来の快速血統だけに、スピードの源となるトモの容量の大きさに期待膨らむ。