umerintaroの日記

愛馬のレポート 記録

サムシングジャスト

10月6日(土)東京・サウジアラビアロイヤルカップ(G掘芝1600m)に横山典弘騎手で出走。馬体重は8キロ減の476キロ。パドックではメンコを着用。イレ込みなどもなく大変落ち着いた様子で周回。8キロ減も体をフックラ見せ具合は良さそう。ジョッキーが跨がってからもイレ込むことはなく落ち着いた雰囲気のまま馬場へ。芝コースに入って少し歩かせた後、スムーズに駆け出して行った。

レースではまずまずのスタートを切り、逃げ馬の後ろで馬をなだめ、2番手に上がってきた人気馬を内から見る3番手の位置で流れに乗る。そのまま3~4コーナーを回ったが、直線で追われても反応がなく8着。

松田国英調教師は「帰厩後はなかなかタイムが詰まりませんでしたが、直前の追い切りでは終いの伸びが出て態勢としては整っていたと思います。ただ、今日のレースでは勝負処の反応が薄くワンペースな走りとなってしまい、ここまでの過程で折り合いに重点を置いていた分、レースで気持ちのスイッチが入りきらなかったのかも。休み明けということもあると思いますし、次走等については今後の馬の状態を見て検討します」とのこと。

横山典弘騎手は「前走は控える指示が出ていたようですが、今日は行く馬の後ろに付けて有力馬を見る位置で、理想的なポジションが取れたとおもいます。コントロールもしやすく良い感じで進めたのですが、4コーナーで反応がなく、直線に入っても同じフォームでワンペースの走りのままでした。台風の影響で暑くなったりしていたので体調に変化があったのか、休み明けの影響かもしれません」とのこと。
(10月6日)

10月6日・東京・サウジアラビアロイヤルカップ(G掘芝1600m)に出走し8着。松田国英調教師は「レース後も脚元などに問題は見られません。直前の追い切りで終いの時計は詰められたものの、なかなか本来の伸びが見られず、良化に時間がかかっていた印象です。レース後にはすぐ息が入っていましたし、馬のスイッチがOFFのまま競馬が終わった感じでした。気持ちの面でダメージは無さそうですし、一つ使ったことで雰囲気は良くなったと思います。飼い葉も食べているので、馬体の回復は早そうですし、中2週で東京・アルテミスステークス(G掘芝1600m・牝馬限定)を考えています」とのこと。
(10月10日)

中2週で東京・アルテミスステークス(G掘芝1600m・牝馬限定)に向かう予定。10月17日、松田調教師は「前走のレース前よりも飼喰いが良く馬体重も微増傾向にありますので、前走時のように加減する必要も無く、競馬に向けた調整を積み重ねることが出来ています。相変わらずオンとオフがはっきりしたタイプですが、スイッチが入ったときの動きに鋭さが増し前回より動ける状態にあると思います。予定通り来週の東京に向かうつもりです」とのこと。18日、松田調教師からは「本日、坂路1本を乗った後、CWチップコースで併せ馬の追い切りを行っておろ、6ハロン82秒0、65秒6、51秒3、37秒9、ラスト12秒7を計時しました。馬を前に置いて道中はキッチリと折り合い、並んでからもスムーズで、最後は余裕を持った手応えで併せた相手にクビ先着しています。今回は1週前として求める動きが出来ているようですし、良い課程で進んでいると思います」との連絡が入っている。
10/18 助手 栗CW良    82.4-65.9-51.6-38.3-13.0 強目に追う
レッドアトゥ(古500万)馬なりの内を0.6秒追走4F併同入
(10月18日)

10月27日(土)東京・アルテミスステークス(G掘芝1600m・牝馬限定)に武藤雅騎手で出走予定。24日、松田調教師は「今週は坂路2本の追い切りを行っており、馬を前に置いて併せていき、4ハロン54秒1、ラスト13秒1を計時して最後は半馬身先着しています。今日は少し時計のかかる馬場コンディションでしたが、重い馬場でしっかりと動けていましたし、先週の追い切りでは切れる動きも出来ており、態勢は整ったと思います。予定通り今週のレースに向かいます」とのこと。
10/21 助手 栗東坂良 2カイ  57.2-41.1-27.5-13.2 馬なり余力
ハギノアップロード(二未勝)馬なりを0.6秒追走同入
10/24 助手 栗東坂良 2カイ  54.1-39.3-25.7-13.1 一杯に追う
ハギノアップロード(二未勝)叩一杯を0.6秒追走同入
(10月25日)

10月27日(土)東京・アルテミスステークス(G掘芝1600m・牝馬限定)に武藤雅騎手で出走。馬体重は増減無しの476キロ。メンコ着用。大変落ち着いた様子でパドックに登場。パドックの内々を無駄が無く集中した雰囲気で歩けており上々の気配。馬体のハリ艶も良く具合は良さそう。ジョッキーが跨がってからもイレ込むことはなく、馬場入りの際は小脚を使って気合いを表に出し、芝コースに入って促されるとスムーズなキャンターで返し馬を行った。

レースでは、スタートで出遅れて最後方からの競馬。向正面では急かさず追走し、3コーナー手前で馬群の最後尾に取り付く形。最後方のまま3~4コーナーを回り、大きく外に持ち出して直線へ。直線では大外を渋太く伸びて6着。

松田調教師は「ゲート裏で気合いが入りすぎ出遅れてしまいました。スタートした後に離れずに付いていき、直線も大外ではなく馬混みを割っていくような位置に入れてくれたら、闘争心に火が付き結果はもう少し違っていたように思います。そういった調教を繰り返してきただけに、その形に持っていけなかったのは惜しまれます。力のあるところは見せてくれましたので気持ちを切り替え次走に向けて進めていきます。今後については厩舎に戻ってからの状態を見て検討します」とのこと。

武藤騎手は「ゲート裏で大分気合いが入りゲートの中でも硬くなっていて出遅れてしまいました。スタート後はムキになってしまってもと思い無理せず進めました。勝ち馬の後ろの位置にいたのですが、大外を通った分ロスもあり良く伸びたものの届きませんでした。脚をためる競馬でしっかり伸びましたし力のある馬だと思います。力を生かせず本当に残念です」とのこと。
(10月27日)

10月27日・東京・アルテミスS(G掘芝1600m・牝)に出走し6着。松田調教師からは「競馬後の息の入りは良く、外傷も見られず、脚元の問題等もありません。いったん放牧を挟んでリフレッシュさせることとし、30日にチャンピオンズファーム淡路に移動させています。今回のレースで力のあるところを見せてくれましたし、先のことも考えてこのタイミングで休養を挟み、体質面の強化もはかれればと思っています。放牧に出てからの状態次第ですが、可能であれば年内にもう1走くらいのイメージを持っています」との連絡が入った。
(10月31日)

10月30日よりチャンピオンズファーム淡路で調整中。11月7日、担当者の話では「脚元などに問題は無く、現在は馬に合わせて坂路1~2本16~18秒の調整を行っています。悪いところはありませんが、まだいつもほどのパフォーマンスでは無い感じで、多少レースの疲れが残っているのかもしれません。体質強化のケアも行いながら馬体と疲労の回復に専念し、本調子に戻るまでは同様のメニューでじっくり乗り込みます」とのこと。
(11月7日)

10月30日よりチャンピオンズファーム淡路で調整中。11月21日、担当者の話では「まだレースのダメージが残っているのか、背腰の疲れが抜け切らず、引き続き坂路1~2本16~18秒の調整で様子を見ています。ショックウェーブ治療とマッサージでケアをし、良化を待っていますが、まだ良いときほどの動きではなく、元気も物足りない感じです。上向いてくるまで馬に合わせて進めます」とのこと。
(11月21日)

10月30日よりチャンピオンズファーム淡路で調整中。12月5日、担当者の話では「坂路で乗っていましたが、疲れも見られ腰回りの筋肉が落ち気味でしたので、先月下旬からしばらくウォーキングマシン調整で様子を見ていました。休ませたことでリラックスできて、馬に元気も出てきましたので、先週来場した松田調教師とも相談し、今週から乗り運動を再開しています。現在は坂路2本を16~18秒程度で乗っており、このまま進めていけそうです。今後の進み具合によりますが、間に合うようなら年内帰厩を目指したいと思っています」とのこと。
松田調教師は「先週馬の様子を見てきました。前走の反動で背腰に疲れが出てしまいましたが、休ませたことで大分リフレッシュできた様子でした。成長中の若馬だけに、どこかで一息入れさせる必要はあったと思います。トモの肉も乗り進める内に戻ってくるはずですので、ここから帰厩に向けて徐々に立ち上げてもらいます」とのこと。
(12月5日)